【運動調節や動作のキャンセル 大脳基底核】
大脳半球の最深部にある灰白質のかたまり。ここにあるのが「大脳基底核」です。
大脳基底核の主な役割としては、運動調節や動作のキャンセルです。
【大脳皮質ー大脳基底核ー視床ループ】
これは運動に関わるループです。
大脳皮質から運動の指令が出た時に、大脳基底核へ指令が伝達されます。
大脳基底核はその運動を実行するかしないかの判断をくだします。
その後視床へ指令が伝達され、視床から「実行する!」という指令が大脳皮質に再伝達された時に、初めてその運動が実行されます。
大脳皮質「この運動やろうと思いますが、どうですか?」
↓
大脳基底核「この運動やりましょう!」
↓
視床「よしGO!!」
といった感じでしょうか。
【動作のキャンセル】
この運動指令の一連の流れは、逆に「運動をやらない」という動作のキャンセルをすることもできますが、そこでこの大脳基底核が力を発揮します。
大脳皮質「この運動どうでしょうか?」
↓
大脳基底核「いや、この運動はやめときましょう。」
↓
視床「よし。やめよう!」
といった感じになります。
【日常生活やスポーツで例えるなら..】
歩いていて足を出したところに何か落ちていた時に、その物を瞬時に避ける動作。(最初の動作をやめて違う動作にする)
サッカーでシュートを打とうとしたけど、相手が足を出してきたので、やめてワンタッチ置いてシュートを打つ。
日常生活動作やスポーツをやるにしても必須の能力ですね!
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パーソナルトレーナー 松方裕之
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