【運動学習、姿勢と平衡感覚/小脳】
小脳の体積は脳全体の10%ほどですが、脳の神経細胞の半分以上をこの小脳が占めていると言われています。
小脳は主に3つの部位に分かれており(細かく分けると4つ)、それぞれ部位別で異なった機能を持っています。
▪️橋小脳
(大脳皮質の運動野とループ回路を形成し、運動のプログラム化や遠位関節の制御に関与)
▪️脊髄小脳
(近位関節の制御や姿勢の維持に関与)
▪️前庭小脳
(眼球と頭部の運動制御、平衡感覚に関与)
小脳は運動学習において、特に重要な役割を持っています。
・動作の微調整(動きを滑らかにする)
・運動を意識的から無意識的へ
これら運動学習全般を担うことができる理由は、小脳が持つ神経線維(プルキンエ細胞)にあります。
プルキンエ細胞は唯一の出力専用の細胞で、この巨大なプルキンエ細胞が脳幹の一部から送られてきた誤差の信号により、運動の不要な入力を抑制していきます。
例えば野球のバッターが空振りをしたり芯で捕らえられなかった時、その運動学習機能により無駄な動きが抑えられて、スムーズな動きを作り出すことができます。
その際の動きの予測や微調整もそうです。
自転車を無意識に乗れているのも、トライ&エラーを繰り返し、その運動を意識的から無意識的に記憶してくれています。
私たちが普段何気なくしている無意識的な運動(動作パターン)は、小脳が大脳と連携して運動をプログラム化してくれているからなんですよ。
シンプルにすごい!!
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パーソナルトレーナー 松方裕之
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