【運動とボディスキーマの形成】
「運動は身体にいいよね!だから運動はどんな形であれした方がいいよ!」
最近そう思うようになってきたのですが、その中身としてはただ単に漠然と運動をした方がいいですよっていう意味ではなく。
運動によってどのような身体の反応があるのかという、考えの引き出しが増えてきたからこそ「どんな形であれ、運動はした方がいいよ!」って言えることがあると思います🤔
運動は筋肉や関節以外にも身体に様々な刺激を与えますが、最近では”脳”への感覚刺激について考えることが多くなりました🧠
運動をすることの一つのメリットとして、ボディスキーマの形成があるかなと。
ボディスキーマとは訳すと『身体図式』という意味になります。
今自分がどんな身体の使い方をしているのか、何に触れていてどんな感覚があるのかなどを脳内で形成する機能を言います。
僕がやっているサッカーであれば、シュートを打った時、脚に球が当たった感覚だけで「あ、入る!」とわかることがあります。
運動愛好家の方やアスリートのみなさんにもスポーツのシーンでこのような感覚があると思います。
野球であれば、バットに球が当たった時の感覚。
この感覚が敏感な方は、バットに球が当たった時点でその感覚を脳が読み取り(厳密に言うと記憶している)どんな軌道で、どの方向に、どれくらい飛んでいったのかということが目で見なくても身体でわかります。
これは自分(足)と物(ボール⚽️)の直接的な感触だけではなく、ボディスキーマは感覚器を持たない道具(バット)にも延長する性質があります。
日常生活の場面でもこのような感覚を使っていることは意外と多いんですよ!
それを無意識レベルでできているのも、ボディスキーマによってです。
こういったように、自分の身体がどんなふうに動いて、どれくらいの重さのものを持っていて、どんな姿勢で行っているのかと言うことも、運動を通じて訓練することができます。
運動に対する考え方が変わってきた今日この頃。
今までだと、
「ダイエットだと〇〇」
「姿勢改善だと〇〇」
「痛み改善だと〇〇」
といった具合に、目的に対しての過程を決めつけていたところが少なからずはあったかなと。(もちろんその内容によって期待できる効果もそれぞれあります)
しかし処方内容は様々あり、その方の感覚によってもどんな運動がいいのかなども異なってくると思います。
お客様一人ひとりの目的に応じて、たくさんの視点から、その人に合った運動内容を提供できるようなトレーナーになりたいなと模索する日々です。
「身体の問題に対する真実は、いつも一つとは限らない」
ごめんねコナンくん🙏笑
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パーソナルトレーナー 松方裕之
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