これは自分の経験則として。
左大脳皮質のヘミスフェリシティ(機能低下)がある方は感覚器の機能低下側がごっちゃになっていることがあるかもしれない。
まず人は6:4ほどの割合で右大脳皮質の機能低下があると言われているので、左大脳皮質のヘミスフェリシティは珍しいと言えます。
右大脳皮質の機能低下がある方は、その反対側の小脳や前庭覚などにも機能低下が見られることがよくありますが、左大脳皮質のヘミスフェリシティをお持ちの方はちょっと違う気がします。
大体は機能低下している脳の反対側の小脳や前庭覚の機能低下があるのに対して、左大脳皮質の機能低下の方は同じ側の小脳の機能低下が見られたり、同じ側の前庭覚の問題があることも考えられるのではないかなと。
なのでそこに介入していく際に、どちら側のどの部分や感覚器に対してアプローチしていけばいいのか。
ぼくが考える優先順位としては、まずは機能低下している方の大脳皮質の活性化が最優先かなと。
今回
▪️左重心
▪️左側の首・肩の慢性的な痛みや筋の過緊張
▪️右アームスイングの低下
▪️左の前庭覚の低下(変形ロンベルグでは左に倒れ、歩行はワイドベース)
▪️左小脳の機能低下(指鼻テストの評価から)
▪️よくふらつく(お客様本人からの感覚)
あたりが確認された方に対しての処方として、
○ベリーリフトでの呼吸
○右周りのサークルクローリングを3周
を実施してみたところ、その後の変形ロンベルグでのふらつきがかなり解消され、歩行時のアームスイング向上や胸椎回旋の動作も見られました。
左大脳皮質の機能低下の方の感覚へのアプローチは少し難しいと聞いていましたが、確かにそうでした。
ただ最終的にはブレインバランス(脳の左右差)を整えることが大切なので、少しずつターゲットに直接アプローチしていくことができれば、かなり感覚も良くなり、その後の運動も豊かなものになってくれるのではないかなと思います。
まあちょっとずつ頑張っていこ。
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パーソナルトレーナー 松方裕之
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