脳神経系を学習することは同時に運動を学習することにも繋がります。
なのでトレーナーやセラピスト、ボディワーカーの方が脳神経系を学ぶことはかなりおすすめです。
かといって僕も最近それらに手をつけたばかりなので偉そうなことは言えませんが。。毎日おすすめして頂いた参考書を読み漁る毎日です。
話を戻して。
トレーナーやセラピストのみなさんはセッションやレッスンで、「この人は何でこんな簡単な動きができないんだろう?」と疑問を感じたことはありませんか?
例を出すとヨガでもよくある「キャットドッグ」。

背中を丸めたり反らしたりするだけなのに、なぜこんなにぎこちないのかな?という疑問です。
筋・関節に詳しい方は「脊柱の筋肉が固いのだろう」と仮説を立てる方もいるとは思いますが、もしかすると動作不全の問題は感覚機能が上手く働いていないことが原因かもしれません。
私たちが体を動かす過程は、
まず自分の身体や環境についての情報を自分自身に伝え、行為や思考を指示します。
体内の各部位には「受容器」と言われる感覚を受け取る器官があり、その部位から発するエネルギーを受け取ります。
筋肉の受容器はこのエネルギーを電気インパルスに変換し感覚神経線維を伝って脊髄や脳に流れていきます。この脳に向かって流れるエネルギーを「感覚入力」と言います。
脳は受容器からの感覚入力をもとに身体の姿勢や動作を生じさせます。
(感覚統合の発達と支援 著者:A・ジーン・エアーズより引用)
簡単に説明すると、
■情報
↓
■筋肉の受容器
↓
■脳
↓
■筋肉
といった形で様々な電気信号を流しているのです。
人の感覚器官の中でもお腹や腰、背中は感覚を読み取るセンサーが鈍いこともあり、キャットドッグでは背骨を丸めている感覚であったり反らしている感覚が上手く伝わっていないことも一つの原因かもしれません。
クライアントの「できない」を筋・関節の問題だけで捉えるのではなく、体を動かす過程に何か問題があるのではないかという視点も持ち合わせれば、また違った角度からのアプローチも可能になるはずです。
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パーソナルトレーナー 松方裕之
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